2012/03/22

どこまで長期視点で物事を見れるか:5日目

5時起きは続いているのだが、事務作業が追いつかずブログ更新も遅れ気味
まあなるようになるでしょう←

■早朝
<0:環境問題に興味ある人は必読の本!>
今日は『サステイナブルなものづくり―ゆりかごからゆりかごへ』を読んだ。が、時間なかったのでざっと目を通した程度。

「ゴミは本来自然界に存在しない」という考えが本の土台。
「ゴミの存在は、産業デザイン失敗の象徴である」と主張しながら、「いかにゴミの概念をなくす」かについて書いてある。
「ゴミの概念をなくすということは、最初からゴミは存在しないという考えのもとに、製品やパッケージ、システムなどをデザインするということである」
製品製造から建築まで、あらゆるものづくりが対象。
環境問題に感心ある人は絶対読んでおいた方がいい。

サステイナブルなものづくり―ゆりかごからゆりかごへ

■午前
<1:Habitat for Humanity>


朝は「住居者自身が家を立てることでコミュニティを築いていくこと」を目的としたNGO団体「Habitat for Humanity」の担当者から話を聞く。(日本語ページはこちら
家を買う人が建築を行うので、必要なお金は家の材料費のみ。

講演テーマにも「サステイナブル」というフレーズがあり、早朝に読んだ本とのつながりを考えながら結構期待していた。


が、講師の人いわく「今日が初めてのプレゼン」。
建築に関する専門知識があるわけではなかったので「サステイナブルな建物にするために、何か特別な材料や建築方法を採用しているか?」という質問にも「うちはプロの建築家がついている」といった感じの答えしか得られなかった。

まだ読んでないけど、どうやら「Forces for good」という本に詳細が書かれているらしい。土曜日からスタンフォードに移動するので本屋見つけてあったら買おうと思う。

Forces for Good: The Six Practices of High-Impact Nonprofits 







■午後〜夕方
<2:社会的投資(RSF & NESsT)>
昼は「ソーシャルイノベーションへの投資」をテーマに、社会的投資団体であるRSFNESsTからそれぞれ話しを聞いた。場所は宿泊ホテル内にあるホール。

【RSF】

RSFはルドルフ・シュタイナー・ファンド(Rudolf Steiner Foundation)の略。
ルドルフ・シュタイナーはオーストリア出身の哲学者。
Rudolf Steiner (1861 - 1925)
シュタイナーで有名なのはシュタイナー教育バイオダイナミック農法

担当者によれば、RSFの主な特徴は以下の2つ。

1:借り手と貸し手が相談して金利を決める
2:投資銀行への投資も行なっている

で、シュタイナー自身の哲学と、RSFの関連性が気になったので質疑応答で聞いてみた。
返ってきたのは「相手を信頼する」という答え。

確かに、シュタイナー教育にしてもバイオダイナミック農法にしても、過剰にこちらが相手(子供、自然)をコントロールして結果を出すような態度は見られない。
むしろ相手の自律性をいかに高めるかに焦点があたっている。

特徴の1つ目として紹介された、借り手と貸し手両者による金利決定も、相互信頼なしには実施できないものだと思った。

【NESsT】
NESsTの特徴は、社会起業家の育成と投資を同時に行なうこと。
組織名のnest(巣)がまさにそれを示している。

投資の対象は社会問題に強い熱意がある人なら誰でも。
仮にビジネス経験がまったくなくても問題ないようで、1年間一緒に協働しながらマーケティングやマネジメントなどのビジネススキルを教えるのだとか。

で、そのお試し期間(?)を通じて「大丈夫」と判断されてはじめて資金を投下する。
ちなみに「どういう人柄を重要視しているのか?」という質問には「誠実さ」という答えが返ってきた。

どこまで社会問題や自分自身に誠実に向き合える人なのか。
それが重要。

<3:Mozilla訪問!>
3時頃にFirefoxでお馴染みのMozillaを訪問。
(※詳しい解説は同じ参加者のブログ:itoyan's diaryを)
受付
受付前のソファー
オープンイノベーション・プログラムに位置づけられているwebFWDプロジェクトについて、プロジェクトマネージャーのDiane Bisgeierから話を聞く。


簡単な説明と参加者からの質疑応答の後、オフィスの外にある屋上テラスへ。
眺め良し。
ゆったりスペース
テラスからの眺め
帰り際、今取り組んでいるプロジェクト(以下)のwebデザインについてフィードバックをもらう。

その後、日本で言うイオンのようなショッピングモールへ移動し、フードコートでご飯。
「vegan kitchen」という名の中華風レストランがあったのでそこで注文。
お約束通り量が多かった。
全部の素材が植物性
■夕方
<4:Hub Soma訪問
夕方は、ロンドン発祥のオープンコラボレーション促進オフィスthe Hubへ。

http://www.ecosalon.com/より
この日に行ったのはHub Soma
(ちなみに日本にはまだないのだけど、2012年の夏に東京でのオープンを予定)

で、今回はHubそのもののオフィス見学ではなく、Hub Somaを会場に行われていたイベントの参加(ややこしい笑)。

イベントは、大学発のイノベーション促進を目的に活動しているNCIIA(National Collegiate Inventors and Innovators Alliance)の定期カンファレンス。


インド出身の学生による研究や、インドを主な対象とした製品が多かったように思う。全体の2〜3割ぐらい、かな。

■メモ
<おまけ:Wealth Dynamics >
ホテルに帰ってから、有志を対象にしてWealth Dynamicsのクイック講座を実施。



Webの無料テストはこちら

少しずつだけどみんなの話が聞けて凄く面白かった。
全員のやってみてお互いの特徴がもっとわかれば楽しくなる。

<振り返り>
投資は興味もセンスもないのだけど、今日聞けた2つの投資組織の話は刺激的だった。
投資に対する哲学と投資対象者の教育も実践する資金活用。
投資に限らず、ソーシャルセクターで活動する場合はいかに長期軸の視点が大事かを再確認した。

0 件のコメント: