2014/09/29

タイラー・コーエン『大格差』

私たちは、人間よりコンピューターのほうが上手に課題を処理できるとは限らないケースでも、コンピューターに判断をゆだねたいと感じるのかもしれない。
今日のグローバル経済で希少なものとしては、次のものを挙げることができるだろう。
  1. よい土地と天然資源
  2. 知的財産(どういう商品をつくるべきかという優れたアイデア)
  3. 特殊な技能をもった優れた労働力 
「顧客体験の創造」に関わる仕事は、 すべてサービスの仕事という性格をもっている。
マネージャーは、チームに深刻なダメージを及ぼす可能性のある働き手を避けようとし、チームの構築と維持に細心の注意を払う。
教育レベル別に見た場合、アメリカでこの10年間に賃金水準が上昇したグループは1つだけだ。それは高度な大学院レベルの学位を保有している層である。博士号取得者は平均年収が5%あまり増加し、医学、法学、経営学の専門職大学院の修了者の平均年収は5%弱増加した。それに対し、一般の修士号取得者の平均年収は約7%減少。4年制大学卒業者は平均8%減、4年制大学以外の大学教育を受けた人は平均10%減となっている。
(タイラー・コーエン『大格差』池村千秋訳, NTT出版, 2014)

0 件のコメント: